ストーリー概要
専業主婦の妻に、ある日夫が「そろそろ正社員で働いてくれないか」と切り出します。
でも妻はこう返しました。
「私が正社員になって年収350万稼ぎだしたら、あなたって必要なのかな?」
これから中学生になる子ども。
育児・家事・仕事・夫婦関係──すれ違いの中に浮かび上がるのは、「夫婦とは何か」という根本的な問いでした。
夫婦で働くとは
「フルタイムで働けと言われたけど、現実的に無理」
「子どもが思春期でむしろ手がかかる」
「家計のことしか考えていないように聞こえる」──
そうしたリアルな声をイラストで形にしました。
夫の「家事育児もこれまで以上に手伝うよ」という言葉。
それは優しさかもしれないけど、“理解”や“共感”とは違う。
妻が求めているのは、「助けてくれる人」じゃなく「一緒に考えてくれる人」なのかもしれません。
心理的に見たこの夫婦のすれ違い
▶︎ 妻の「あなたって必要なのかな?」に込められた心理
これは怒りではなく、“孤独の裏返し”です。
育児も家事もこなして、正社員になって年収350万円稼いでしまったら…
「私は今までしてきたことは意味のないこと?」と。
女性は“行動の評価”より、“共感と理解”に重きを置きがち。
夫の発言が、まるで自分のこれまでを無視するように聞こえてしまった──
そこに強烈な「虚しさ」が生まれます。
夫はなぜ「働いてほしい」と言ったのか?
一方で夫は、完全に“問題解決モード”に入っている可能性が高いです。
- 家計が厳しい
- 子どもの教育費も増える
- 共働きにすれば安定する
と、理詰めで話しているつもり。
でも、相手の「感情の前提」を見ずに“数字の正しさ”で押してしまうと、
それは一気に“冷たい人”に見えてしまうのです。
夫婦関係のズレは、「言葉」でなく「温度差」から始まる
妻は“気持ち”をわかってほしい。
夫は“正しさ”で解決しようとする。
この温度差が続くと、いずれは「一緒にいる意味ってなんだろう」となってしまう。
あなたなら、どうする?
この動画を見て、あなたはどう思いましたか?
「妻が冷たい」と感じましたか?
「夫が現実を見すぎてる」と思いましたか?
どちらの気持ちも分かるからこそ、答えは一つじゃないと思います。
ぜひあなたの考えも、SNSのコメント欄やDMで聞かせてください。
また皆様から寄せられたコメントも様々な価値観が読み取れます。
同じような悩みのある方は、色々な角度から一度考えてみてもいいかもしれません。
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