子どもが一日中ぐずって泣いて、何をしてもダメだった日。
家事も中途半端。自分のことはもちろん、食事さえまともにできない。
夫が帰ってきて最初に言ったのは、「今日なにしてたん?」「すごいな…こんな…片付ける暇もなかったんだね」
育児は、説明しないと伝わらない。
でも、説明する気力さえ、もう残ってなかった──そんな日のお話です。
この動画に込めた想い
- 「家事と育児、全部中途半端にしかできてない」
- 「でも、がんばってるって言うのも面倒」
- 「“今日なにしてたん?”って言われたとき、何も言い返せなかった」
そんな声が本当に多い。
夫は家事も手伝ってくれるし、育児も“手伝ってるつもり”なんだと思う。
でも、“主導して関わってくれている”感覚がない。
それが妻を余計に孤独にしてるのかも…
察してではいけないとわかってはいても、もっと寄り添ってほしいという気持ちがあり、
素直に伝えることができなくなってしまう。
心理的に見る「察してほしいけど察されない地獄」
▶︎ 育児中の“精神的すり減り”は、言語化が難しい
育児でしんどいのは「成果が見えない努力の連続」だから。
- 泣いてる → 抱っこ → 泣き止まない → おろす → さらに泣く → 無限ループ
- 離乳食を食べない
- 抱っこで寝たと思ったらすぐ起きる
- おむつ替えで暴れられる
それを一日繰り返して、やったことは“全部ゼロ”に見える。
だから夫に「今日なにしてたん?」と聞かれると、
まるで「何もしてない」と言われたような気がしてしまう。
“夫は敵じゃない”とわかっていても、つらい
夫は手伝ってくれる。優しい。
でも、“子どものこと”は妻任せ。
- 熱が出たとき、判断するのは妻
- 食べないとき、工夫するのは妻
- 夜泣きがあったとき、先に起きるのは妻
それが積もると、「また私ひとりか」という気持ちになる。
「察してほしい」と思うのは、甘えではなく“信頼の表れ”
本当は説明したくない。
でも、説明しないと伝わらないのもわかってる。それでも、言葉にする気力がもう残ってない。
そういう日、あります。
そういう“妻の沈黙”に気づける夫が増えたら、救われる人は本当に多い。
あなたならどうする?
あなたはこの妻の気持ち、理解できますか?
もしくは、夫の立場で「言ってくれなきゃわからない」と思いますか?
正解はないかもしれません。
でも、こうして言葉にしてみるだけでも、気持ちが少し楽になることがあります。
最後に
このブログでは、イラストで描いたリアルな夫婦・育児のエピソードを
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